親子でのりすき体験

皆様こんにちは!
先日行った主催事業『親子でのりすき体験』のご報告をいたします。

午前の部、午後の部と分かれてのイベントで、一日を通してとても天気が良かったです。

まず最初の明石の『海苔』についての話を資料と動画を交えて聞きます。海苔の生産が明石は全国3位と伝えると、「へぇ~!」「そうなんだ!」と声が聞こえてきました。
海苔の収穫に使用するモグリ船の動画や海苔工場の生産ラインなども動画を通してお伝えしました。明石には住んでいるけど、意外と知らない海苔の事。今回をきっかけにたくさん知ってほしいと思います。

 

次は先ほどの海苔作りで話をしていた海苔すき体験です。現在では機械化されていますが、昔は手作業で行っていました。それを体験しました!
海苔す、海苔木枠、海苔す枠、3つの道具を使って行いました。道具を全てセットして、職員に生海苔を入れてもらい、水を切ります。その後、海苔干し台で海苔を干します。
今回は1人2枚海苔すきを行い、自分で作った海苔は持って帰ることが出来ます!
きれいにできた海苔、一部薄い箇所があったりと、それぞれの個性が出た海苔がたくさん出来上がりました。

                   

 

 

その後は生海苔を使用した海苔の佃煮作りを行いました。順番に前に調味料と生海苔を取りに来てもらい、準備できたご家族からスタートしました。佃煮は長い時間煮込むだけですが、混ぜながらでないと焦げてしまいます。家族内で役割分担をしながら作っていました。
それぞれのご家庭で用意してもらった容器に移して完成です!今頃はご飯の上に乗っているかもしれませんね。

            

 

 

今回は明石の地場産業である『海苔』について体験していただきました。生海苔に触れる機会はあまりないかと思いますし、海苔すき体験も貴重な体験になったと思います。
ただ、最近では海苔の収穫量が減ってきています。海苔すきイベントも海苔が収穫出来てこそ、実施出来る事業になります。今回の体験をきっかけに少しでも海苔について興味を持っていただければ、その先にある海の環境についても触れていただきたいと思います。

明石市立少年自然の家
スタッフ

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